トレーラーハウスによる別荘と建築基準法の適用関係

別荘を新たに建築するには多額の費用がかかるのは当然ですが、こうした費用を抑制するための方法として、トレーラーハウスを別荘として利用するという方法があります。

トレーラーハウスは、それ自体にタイヤが付いていますので、牽引車があればどこにでも移動できるというタイプの簡易住宅です。グレードによっても異なりますが、その内部にはリビング、ベッドルーム、ユニットバス、キッチンなどの、最低限の生活に耐えるものは装備されているのが普通であり、工場出来合いの製品であることから、別荘を新築するよりも安価に手に入れることが可能です。

ところで、建築基準法のなかでは、屋根や柱をもち、土地に定着していて、住居などの用途で利用されるものが建築物であると定義しています。このようなトレーラーハウスの別荘が建築物であり、建築確認などの法律上の手続きを必要とするかどうかは、設置形態によって異なりますので、役所や設置を請け負う工務店などに確認したほうがよいでしょう。

まず、トレーラーハウスであるとはいっても、タイヤが取り外されている、移動の支障となるベランダなどが設置されている、給排水やガスなどの配管が固定されているなどといった、明らかに移動ができない状態にあるものは、建築基準法にいう建築物とみなされる可能性が高いといえます。そのいっぽうで、タイヤがそのまま付けられていて、給排水やガスの配管があったとしても工具を使わずに脱着可能な状態であるとすれば、随時任意に移動可能ですので、土地に定着しているものにあたらず、建築物でもないという判断になるでしょう。

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